ヴィクトリア・イギリスAAR

vicでは4つのシナリオから当時の国々を選べる。1836年「グランドキャンペーン」。1861年「引き裂かれし一族」。1881年「太陽の帝国」。そして1914年「戦争を終わらせるための戦争」。これで1920年までプレイ可能。今回は1836年から。国は19世紀最大の帝国であるイギリス。イギリスは1836年で唯一、機械部品工場を持っている。ここで製作される機械部品は全ての工場に必要な部品のこと。そのためグランドキャンペーンのスタート時には何よりも大切なものとなります。同時に工場を製作するときに常にネックとなる部品です。設定は未だ1度も最後までもっていったことがないので、レベルは簡単で、AIの攻撃性は臆病です。

さて英国で始めて、収支を見てみると赤字です。収入163£(ポンド)に対して支出が516£。この300£/日の赤字を解決するために構造改革をします。予算画面を開くと、まずは一番目を引く200£の海軍維持費を最低にします(※海軍は維持費を最低にしても戦闘能力に変化があるだけで船の数自体は減りません。逆に陸軍は予算を減らすと1個師団あたりの最大人数が減ります)。そして関税を最大まで上げる、といっても自由貿易主義なので少ししか上げられません・・・なんとかして保護貿易にもって行きたいところです。そうすれば関税は100パーセントまで上げられます(自由貿易では25パーセントが最大です)。これが自由貿易を回避しなければならない理由です。
さて次に日々の支出も見直します。まず教育を最大に挙げます。教育は認字率に関係しており、認字率は技術開発と研究ポイントに関係しています。技術を手に入れるために必須のものです。そのための出費はすごく・・・ブスッ( -"-)―∈)゜ロ・)痛い・・・ですが、なんとか捻出しましょう。認字率が100パーセントになったなら中間に戻します。次に治安維持予算を最低にします。この治安維持予算は反乱の可能性を防止したりするそうです。私はいつも最低にしてますが・・・。各領地で起こる数々の不正(汚職や票操作)を摘発します。不正などはランダムイベントで国威を下げたりしますが、最初の30年間はほとんど必要ありません。これはナショナリズムが広がっていないからだと聞きました。次に社会予算を出来るだけ上げます。社会予算は政府が実施する福祉関連の予算で、福祉政策を大金はたいて政策にしてもここで予算をつけなければ実施されません。逆にいくら高い福祉政策を選んでもここで減らせるわけですね(その分、福祉政策で低下していた国民の急進性(反乱度)は上がりますが)。次に防衛予算。防衛予算は陸海軍の維持費とは別で、統率ポイント(指揮官を作ったり、植民地を立てるときに使う)と動員可能人員に影響しています。動員可能人員は国民(vicではPOPと呼ばれる)を兵士にすれば毎月動員される人数と、その国民の数にあった量が増員されますが、ここで予算を減らすと動員される人数が毎月分も少なくなります。これは中間のままにします。
さてもう一つの収支分野である国民の税率を下層階級64パーセント。中流・上流階級48パーセントにします。下層階級の数字は知りませんが、中流・上流階級は50パーセント以上課税すると下層階級に没落するために求められた設定らしいです。なおこの税率を0にしておくと人口の自然増加が早まるそうです。
研究は4つの研究所から選べます。注意すべきは研究所を変えるごとに国威が減る点です。それぞれの技術分野、陸軍・海軍・商業・文化・工場の中から得意分野の3つ、他2つから1つずつ選ばれます。技術分野の中で5つに分かれています。最初は工業系から埋めて生きたいと思います。
次に重要な貿易。今までにやったストラジーゲームの中でvicが最高だと私が思う大きな理由でもあるシステムです。ここで自国の輸出・輸入を管理するのです。ただ自分で価格は決められませんので、国際価格だけでの取引となります。そのため30年前はめちゃくちゃ高価な品物も今では安くなっているなんてことが起きます。品物は28品目。一見少なく思えますが、やっていると多く思えます。これは先進国と発展途上国で上手く住み分けがされているからです。土地ごとにある産出品(RGO)も売られています。量は加工品と産出品の量は半々といったところです(うろ覚え)。一次加工はもちろん二次加工、三次加工まであります。時代のニーズにあった商品を大量生産するのがもっとも効率の良い発展方法です。そのため30年前に大量に拡張した工場が今では閉鎖なんてこともありえます。
さて設定は輸入・輸出のどちらかを選び、その目的の数だけ指示できます。そのため輸出にしておけばその商品は輸入されることはありません。逆にいくら足りなくても入ってこないため、原料がなくなった工場が空回りしている、なんてことが良くあります。機械部品は一切輸出しません。これで世界に先駆けて工場を作りまくります。ただアメリカでプレイした時に大量の機械部品をもっていたことを知っているので、多分アメリカが機械部品工場を作り市場供給を始めるでしょうが。
さてさて今度は工場を見てみます。一覧表を見れば従業員数と、もし原料がなければ、どれが不足しているか分かります。これを原料が市場に多く流れている工場に変更して最適化を計ります。このとき大抵の欧米諸国では兵器系(爆薬・肥料・弾薬・小銃・大砲)工場があります。ですが序盤では三次工程まで必要な大砲や、同じくニ次工程の小銃は利益になりませんので閉鎖します。
vicでは国民をプレイヤーが移動させることは直接は出来ません。ですから、ここで初心者の方は、(と言っても、もしかして私だけかもしれませんが)工員や事務員が国中に散らばっているために急いで工場を国中に作ろうとしていませんか?(  ̄ο ̄)丿ちょっと待つヨロシ!Σ(・ω・ノ)ノ!
国民は職がないと勝手に移動します。つまり工場は建てるべき場所に立てておけば勝手に集まってくれるのです。集めることになにか利点があるのか?まず市場のニーズに迅速に対応できます。工場は閉鎖していても工場があるということで住民は集まってしまいます、といっても働き口の数だけですが、ここで市場ニーズに答えて新しい工場を作るとまた集まってきてしまいます。こうして住民はバラバラとなってしまいます。これは大きな損失です。では集中的に工場を作る場所はどこがいいか?大抵の人が首都と答えると思います。なぜなら首都は生活水準が高いからです。生活水準はイベント以外では上下しませんので重要です。ああもうひとつ。たとえ植民地であっても文明間の移動はないようです。バングラディッシュでどんなに工員を失業させてもイギリスにはやってきません(経験あり)。文明とはどういう地域ごとを指すのかよくわかりませんが、私的には欧州・アフリカ・アジア・アメリカという分類ではないかと推測しています。ただアメリカ大陸は移民の特典があり、欧州から大量の移民を受け取れます。
最初の資金で鉄道を3本、首都と2つの工場都市に置いておきます(※地図をインフラにすると州の工場がどこにあるかわかります)。また南米の植民地を手に入れておきます。って南米開拓初めてだ。イギリスは最初から最南端地区を持っているので増築する形にします。
これで最初にすることは終わりです。もちろん健全財政になります。黒字額は100£/日にもなりました。さすが大英帝国!

さて首都に作る工場は初期段階でもっとも必要とする木から材木を作る製材所です。材木は先遣建造物の建設に欠かせません。後セメントもそうですが、こちらは石炭から出来、しかも工場が稼動しています。石炭はイギリスといえば有名ですので問題なしです。ですが工場は州には1タイプに付き1つまでしか創れず後はそれを拡張していかなければ成らないので、2つを同時進行は出来ません。もうひとつ、主力輸出品として工場を作ります。イギリスには衣料品工場と高級服工場がもうあるので、衣料品を作ることにします。
するとイベントが来ました。ロンドン協定に署名するかということです。なおロンドン協定とはベルギー独立を認めるか否かということです。ベルギーはオランダと兄弟国です。オランダと同じ自立性を17世紀までもっていたのですが、オランダ独立戦争時にスペインに切り崩された勢力(カトリック)がベルギーであり、独立したオランダとは別の人生を歩むこととなったのです。最初はスペインに次にオーストラリア、フランス革命でフランスへ、そして1815年のウィーン条約でオランダに編入されました。もともとオランダとして独立するべく戦った同士だから・・・ということもあるでしょうが、言うなれば自らの特権拡大を狙ったのです。ですがベルギーも、もはやスペイン統治を受け入れたか否かというところで分岐点を渡っており、民族性も違うものとなり自立性が育ってしまっています。またどこでも同じように特権階級は自らの特権を併合によって失うことを恐れます。さらに国際関係で言えば簡単に国家建設は許されず、各国の利権が絡んでいました。そのために起こったのがオランダからのベルギー建国です。長々と話しましたが、まあ、書名っと¢(..) カキカキ。

あとユニットを自分に扱いやすいよう統合しておきます。私はいつも戦闘艦隊と輸送艦隊にわけて纏めて配備しておきます。すると戦闘艦が169隻ではありませんか!。さすが大英帝国。なおフランスは輸送船入れて77隻ですので、その差が分かると言うものです。
さてお金が少しずつ溜まるので、工場に鉄道を曳きながら先遣建築物を建てていきます。ここでお勧めなのが沖縄・奄美・ボニン・イェブティです。なおボニンとは小笠原諸島のことです。しかし、小笠原諸島の別名がなぜボニン諸島なのか?この理由は江戸時代の後期に書かれた「三国通覧図説」には小笠原=無人として紹介されたことに端を発します。これを見た黒船のペリーは(ちなみにフランス語訳の方を見たそうです。あるのかフランス訳!)使節記録の「日本遠征記」に小笠原諸島のことも書きました。しかし、この時、ブニン(無人)を思いっきりボニンと書き写したそうです。かくして、小笠原諸島は欧米ではボニン諸島と言われているのです。イェブティはよくわからんかった。なお日本では一般的にイェブティはジブチと呼ばれています。場所はエチオピアとエジプトに隣接したアフリカ東海岸。これら4つの土地は1土地で1州を形作っています。これは先遣建造物が土地複数で構成される州の全てになければ、領地化できないvicで有利なことを意味しており、またこれらの土地が全て海岸線にあることも理由です。
今度は他国からの外交が来ました。フランスが同盟結ぼうってお誘いです。まあ民主革命の前なら友達さ、と笑って握手。良く見るとチュニスを攻撃中でした。我が国もどこか攻めるか悩む。丁度鉄が足りませんんし。・・・まあ、まったりと行くとします。国威がやっとプラスに。これで交渉が可能となりました。研究ポイントは余っているのでオーストリアの医薬と市場構造を交換します。研究ポイントがないと交換もできないためやはり教育費は必要だと思います。
第二次オリエント危機がやってきました。エジプトのクーデターに対してオスマントルコを支援するかということです。支援するにしても外交支援か同盟かに分かれています。ここはオスマントルコと同盟することにします。続いてイベント。アヘン貿易をしている英国に対して中国が警告してきました。戦争準備をするかと選択しにあったので、逆にアヘンを禁止しました。あの人の海には飛び込みたくないですからね。同じくイベントでの中国に対する水兵引渡しにも応じました。
そうこうしているうちに、自由主義の時代が来たようです。国民の支持が自由主義になってきています・・・。自由主義革命は1845年から反乱が3年間に渡って続くもので、大変ややっこしいものです。自由主義革命は国営放送以外の検問報道か自由報道にして、政党を許可制か全て許可にすることで回避できるそうです(wikiより)。いちよう自由報道にしましたが、止められるでしょうか?。自由報道にした後にイベントで自由報道にするものが発生。しかも資金はしっかり徴収される。二度手間・・・。
第一段の先遣建造物が完成。沖縄・小笠原・ジブチ・奄美を領有化。沖縄で反乱。めんどくさいので1個師団と輸送船1隻をそのまま配置しておきます。陸軍を強化。なお陸軍の増強に置いて、欠かすことの出来合い要素がベンガル人です。ベンガル人の居る場所は史実でのバングラディッシュでなんとそこだけで1836年時で600万の人口を抱えています。このためベンガル人を使うか使わないかでゲームの難易度が変わるほどです。これはvicのリプレイ(AAR)を見るとベンガルを使用するかしないかが大抵、明記されているということがなによりの証しでしょう。このベンガル人を大量に兵士にするとあっというまに兵力が出来上がります。もちろん正規兵・予備兵・現地民兵・現地部族兵(?)ある兵質レベルは最低の現地民兵であるため組織能力が低いです。正規兵のざっと半分ぐらいしかありません。ですがどんな軍隊でも数が重視されるように民兵でも10万そろえれば5万ぐらいなら正規兵でも倒せます。もちろん被害は正規兵の倍になりますが。それでも充分な予備兵力となることは間違いありません。今回のプレイではベンガルを使用します。なおこのベンガルを英国以外で手に入れるために沖縄・奄美・ジブチ・小笠原を交換で使うのが一般的な入手方法です。
イベントでアールストゥック事件発生。アメリカと戦争するか否かということらしいです。アメリカも中国と並んで強敵なのでやめておきます。・・・なんか戦争避けてばっかりですね(笑)。
予想通りロンドンに人が集まってきました。といっても1POPの人数は少ないですけどね。POPには人数があって100〜10000までばらばらなんです。生産効率は5000以上が100パーセントです。今回移民してきたのは500人程度のPOPばかり。それでも価値は高いです。高級服と衣料品を拡張。さらに高級家具工場を追加します。
今度はロシアから同盟依頼が来ました。何も考えずに締結します。オーストラリアの完全領有化を完了。アフリカの1州も領有化。領有化すると国威ががっぽりもらえるみたいです。これによって今までマイナスだった国威が跳ね上がります。
鉄鋼が不足してきました。これに合わせて製鉄所を建設。陸軍と共に輸送船も30隻用意します。
イベントでカナダ・アメリカ国境を54度線にするかが発生しました。アメリカ側のイベントでは47度線で妥協するのがあるのですが、イギリスではないようです。54度線にすると数個の土地を失うでしょう。アメリカは強行に54度線を望んできました。回避不可能なので、なくなくアメリカと戦争突入します。同盟しているフランスとオスマンにも参戦要求し、受け入れられました。用意してあった輸送船で貯めに貯め込んだ27個師団を将軍付きでワシントンに送り込みます。アメリカは常備軍がいないためにあっさりと落とされ、以後も優勢な兵力に物言わせて1個師団も欠けることなく勝利を勝ち取ることが出来ました。戦時賠償は無理でしたが、相手に提案させることによって5つの土地と国威をを手に入れました(※自分が提案すると占領している土地しか相手に要求できないが、相手が提案してくるとそれ以外の土地も提案される。また国威ももらえる)。

そうそうアメリカとの戦争中にビルマとのイベント戦争が発生。ベンガル人部隊を送り込み撃破。4つの土地を手に入れました。ちょっと一息入れて陸軍を南ドイツ人で13個師団編成します。ふと予算を見るとなぜか18万£の借金が・・・?。バグかしら?それともなにかに使ったのか・・・。最近セーブしていなかったことを思い出します。なくなく支払いました(※なお数字のボタンを押すと1クリック100£が入力されるがCtrlを押しながらクリックすると1万。Shiftで1000になる)。するとまたもイベント戦争が発生。こんどはアンナンとのこと。参戦して18個師団を送り込みます。6個の土地を手に入れて講和。
アイルランドなどで国民を工員にして移住させる。が、めちゃくちゃ遅いです。こんなものなのかと思っちゃったり。オソオソとして進みませんが着実に人が集まっています。工業生産が伸びたのと新領土からの土地産出品の販売によって300£/日の黒字。
クリミア戦争勃発?イベントではないうちにトルコがロシアに宣戦布告し、こちらには普通の外交で同盟を望んだだけでした。ただ違うプレイでフランスで参戦した時、オスマントルコが勝手に講和してなにも得られなかったので、トルコとは同盟せずに単独参戦。45個師団の内、輸送船に乗る38個師団でサンクトペテルブルクに上陸。守備についていた1個師団を葬り前進します。首都圏である6つの土地を占領したところで戦時賠償をもらって講和。ロシアの戦時賠償は月1万£も取れるのでおいしいです。しかも今借金生活だからなおありがたいです。今回、海峡で踏ん張っていたロシア海軍と本格的に戦います。組織力が100で準備万端(※海軍維持費用をマックスにして港に停泊していると組織力が上昇する。なお維持予算を最低にすると19まで下がる)の戦列艦と5隻以上戦闘。こちらは維持費用最低の100隻の艦隊によって数で揉み潰しました。ただ宝石よりも大事な輸送船が3隻沈没しました。
戦後、海軍予算を削減して国民を見ると、なんと社会主義勢力が10パーセントの支持率を得ていました。これはまずいと下層階級の税金を30パーセントまで削減。すると一気に保守派が伸びました。今まで過半数だった自由主義まで減っている。保守派が60パーセント確保。なるほど税金によっても自由主義を減らせるのかと関心。この改革によって若干収入は減ったが黒字は150£/日を維持。
次に穀物法廃止議論イベントが出てきます。穀物法!なんとも勘所を押さえた良く出来たゲームです。GJ!!(≧∇≦)b さて穀物法ですがその名の通り穀物に対して関税をかけていた法律。15世紀からイギリスは重商主義を掲げて発展しますが、植民地が拡大するにつれて労働集約型である農作物は大量に発展途上国で安い物が知られました。さらに資金が集まったことによって、イギリス自体が豊かになり人口爆発を起したことによって、農作物も輸出から輸入に転じたのです。この穀物法をも批判したもっとも有名な人間はアダム・スミスでした。擁護者は時代が違いますが、これまた有名な共産主義の生みの親マルクスです。マルクスの説いた共産主義は大陸国家的かつ中世国家的な自給自足型国家でしたから別に擁護者であってもおかしくありません。そしてナポレオンとフランスの欧州での拡大と、大陸封鎖例によってイギリスでは一時的に爆発的に土地が儲かることとなりました。ですが戦後復興後は安い穀物が欧州から輸入されるのは必死でした。そのため地主は政府に圧力をかけたのですが、これをブルジュワ階級が猛反発。かくして穀物法は廃止されるのですが・・・。でもゲームでは地域経済の概念がないためインド・アジアの穀物収入も入ってきていて、大規模な輸出をしないと倉庫に溜まって仕方ない状況なんですけど(笑)。まあそれでもこのイベントを入れた開発人の方に拍手。さ穀物法廃止を選択すると自由主義者の意識が上がってしまう。というわけで穀物法維持。
ぼやーとしていたらアメリカがメキシコと戦争しているから同盟してくれ!と言って来た。なんだとそれは大変だ!・・・・そんなうらやましいこと俺が許すわけないだろが(#゚Д゚)ゴルァ!さっそくメキシコに35個師団の将軍付きの遠征軍を派遣。
最近反乱が多くていかん。ビルマ、アメリカなどから奪った地域が反乱ばかり。ちょっと治安維持予算アップ。電話工場の許可がきた。さっそく作ろうとしたら電気部品がないとダメだった(泣)。
遠征軍を動かすコンピューターが超消極的なので残念に思っていると、なんとイタリアの教王領を巡ってプロイセン・スペインとフランスが戦争中。フランスが同盟を求めてきた。プロイセンを倒す?いやいやここは工業力で1位にあるフランスを倒すべきです!。そんなわけでメキシコから遠征軍を返してもらう(※なお私は何プレイかして途中で気がついたが、遠征軍の返却は外交コマンドではなく。直接部隊をクリックして選択する。さらに遠征軍って自分で動かせました。お疲れ!)
さて戻ってきた部隊でフランス突入、と思ったらプロイセンが勝手に講和。このヘタレ!。ともかくもはや後には引けないと上陸。パリを瞬く間に占領し、その周辺の5つの土地も手に入れました。だが敵も続々と増援を投入。こちらも負けじと正規兵を投入。また予備役も動員。・・・このときは気がついていませんでしたが、私は予備役を動員してもどこにも部隊がいないので不思議に思っていたのです。予備役は正規兵と同じで予備役を動員するところのボックスをクリックすれば良いのですね・・・。説明書読まない体質が憎い。そんなわけで予備役(55個師団)を動員しながら使わないで、常備軍50個師団で戦う馬鹿な俺さまです。フランスは予備役をちゃんと投入したらしため戦線は硬直。スペインまで講和してしまい1人で戦うことになり泥沼のパリ戦線を演じます。講和しようとなんども打電するも全て拒否されました。ですがさすがのフランスも根を上げたのか講和を打診してきます。海外領土には興味がないので、本当なら戦時賠償とフランス本土領がほしかったのですが、さっきの講和打診で全て拒否されたショックから弱気になり、屈辱だけ要求。さっきは断ったくせにあっさりokされてしまいました。しょうがないので撤収。56個師団だった我が軍に互角に戦ったところを見るとフランス軍も同数と思え。100個師団が暴れまくる「私」上最大の戦いでした。

このあと説明書を読んでわかったことで部隊の補充は軍団としてまとめた時に右上にあるこぶしをクリックすればできるそうです。いままで1つずつやってきたんだぞ!!!!またwikiの説明に書いてありましたが、文明ごとの師団枠が1でも余っている時ならば何個師団でもオーバーできるとのこと。・・・パッチで直せよ!

戦後、年代を見たら南北戦争まで後少しではありませんか!急いで準備。フランスやトルコが必死にアピールしてきますが全て無視します。ついに南北戦争始まる。戦況は圧倒的に北軍有利。およそ100個師団対10個師団ぐらい。そこへ颯爽とイギリス軍登場。南軍が小部隊で戦っているため北軍もばらばらになっており、さらに技術も圧倒的にイギリス軍が上なため、もはや千切っては投げ千切っては投げる状態。しかも無補充で。こんなに敵を倒したのはじめてかも。それでも戦況は悪化の一途を辿る。これに呼応してこちらも援軍を投入。現有戦力では足りないと分かったためすぐさま予備役ではなく、正規兵を作成。するとなぜだかもう上限を超えているイギリス文明の師団が作れる。よく見てみると派遣されている軍は換算されないらしい。これは好機!と大量の師団を作成。この南北戦争中だけで作った師団は50個師団。海軍も輸送船20個師団増やしました。これをもはやアメリカにある師団と合計すると自軍だけで100個師団が戦場にいるという私的には未曾有の状態を更新。そして今度はイベントで参戦できることに。その時の選択肢が「歌にもあるではないか「統治せよブリテン」だ!(うろ覚え)」でした。く〜〜〜燃え!。そしてもはや予備兵力が切れた北軍を倒し。晴れて南軍勝利。イギリスは屈辱を与えて撤退することにしました。

本土へ撤退中にドイツ・デンマークの危機というイベントがドイツで発生したらしく、ドイツがデンマークに開戦。するとロシア・フランスが瞬く間にドイツに参戦し始めました。フランスは屈辱を与えたのにもう国威は+500まで回復してしかも工業力は依然として3位。なお工業力はイギリス2位でアメリカ1位。アメリカ南部が独立してもまったく響いていないようです。ここでもフランスは貞操なく我が国に同盟を求めてきましたが、まずはライバルを落とすほうが先である。と、言うわけでフランスへ戦争を持ち込みます。フランスとは休戦条約を結んでいたために、フランスと同盟しているスペインに宣戦布告。整備していた陸軍100個師団を、新しく配備された30個を加えた80個の輸送船で運搬。もはや圧倒的な兵力差によってフランスの2/3を占領。屈辱と賠償金を会得しました。次にスペインに移動するのですが、1個の土地を占領した時に講和を申し込んできました。一様断わりましたが一か八かで屈辱と賠償金を要求。あっさりと承諾されました。戦勝点はどっからどうみてもオーバーしていたのですが、問題なかったようです。どうも戦勝点には反映されない戦況、つまり兵力差が影響するらしいですね。ならもっと吹っかけとけばよかったと思いました。
次にドイツ統一イベントが発生。プロイセンが中心とするドイツになるのをプロイセンが要求するとオーストリアと対戦に。ここはオーストリアを支援。海洋から100個師団を上陸させて、領土を3つ占領した後、和平交渉をするとあっさりと屈辱・賠償金・領土3つ(文明国には3つまでしか要求できない)というトリプルセットをドイツが承諾。
今度はメキシコが合衆国に宣戦布告。同盟で南部連合も。イギリスももちろん参戦。カナダに陸軍を上げて進撃。アメリカの東半分を占領。ただワシントン前で敵が出てくるのをまっていた戦列艦が鉄鋼艦に押されました。40個師団ぐらい沈没。あと輸送船も巻き込まれ5個師団沈没。まあ戦列艦はどうせ戦艦が出たら廃艦にするつもりなんで予算最低ですり物しているので問題ないです。輸送船は痛いですが。なんとメキシコが勝手に講和。ふざけんな!。賠償金も屈辱も領土もありませんでした・・・。ただ軍の指揮権を失ったとか出た。メキシコがもらったのか?。なにもしてないくせに(#゚Д゚)ゴルァ!ともかく撤退。
このあとにイベント戦がないか史実の歴史年表でチェックすると1870年に普仏戦争があります。後2年ってところでした。これならどこかの非文明国を攻められますね。丁度鉄が不足し始めたので、手ごろなところを探すと朝鮮がありました。さっそく宣戦布告。輸送船の最大運搬数である75個師団で攻める。朝鮮の全土制圧は終わったのですが、なぜか鉄と石炭のある土地をくれない。状況を理解しているのか?。相手の提示してきた土地と照らし合わせて鉄と石炭の土地1つずつを減らすと承諾されました。なんとか1870年までに本土撤退が間に合う。
予想通り普仏戦争勃発。って、どっちを応援するか決めてませんでいした。プロイセンが勝ちすぎるとドイツ統一イベント(※プロイセンがパリを攻略すると起こるイベントで、これによって統一ドイツが誕生する)が発生してしまうし、フランスは現在のライバルです。と言うわけで傍観。部隊の1部を割いて不足している鉄を産出する非文明国に宣戦布告し土地を手に入れます。名ずけて鉄巡業。すると鉄を4つ産出するペルシャがロシアの攻撃を受けています。遠征軍を送るか迷いましたが送らないことに。その間に2つの鉄土地を手に入れます。するとロシアとペルシャが講和。鉄の土地は1つも減っていませんでした。好機とすぐさまペルシャに宣戦布告。4つ全ての鉄を手に入れます。するといつの間にか同盟が切れていた南部連合・メキシコがアメリカと戦争中。すぐさま同盟を結んで参戦。このとき整備不足だった戦列艦が大量に沈みます。残ったのは20隻程度。賠償金をもらったら、今度は遠征軍として南部連合・メキシコに派遣して戦う。両者土地をもらって勝利。こうしてアメリカはまた一段と小さくなった。なぜかスカンディナヴィアという国が植民地戦争を布告してくる。たしかスウェーデンがあった地域じゃなかろうか・・・。スカンディナヴィアは植民地をもっていないので、攻めようがなく、ともかく艦隊でバルト海を閉鎖。2度、仮装巡洋艦で攻撃してくるが、20隻の戦列艦で撃破。すると勝手に無条件講和を持ち出してくる。異議もないので承諾。良く見ると輸送船を持っていない模様。スカンディナヴィアよ、なにがしたかったんだ?

数年の間、長く続く平和を得る。その間についに巡洋艦が開発されたので10隻整備。だが危機はそこまで迫っていた。なんと社会主義が30パーセントの支持を集めていたのだ!。急いで対処しようと思い、社会政策を全て標準にしてみる。変化なし。あれ?よくわからないが税制をいじってみるが数値に異常なし。なにが悪いんだと小一時間悩む。そのうちスペイン・フランス・アメリカというイギリスの敵同士が手を組んでで宣戦布告してくる。同盟していた南部連合がイギリス側で参戦。やってやろうじゃないか!。
まずフランスにいつもどおりパリ周辺を占領して賠償金と屈辱を与える。次にスペインにも同じようにする。この間、欧州半島に集中していたためカナダはほぼ半分をアメリカに制圧されていたが、欧州から向けた主力によって瞬く間に奪い返す。ついでにワシントン周辺も手に入れて何度かの交渉の末、賠償金と屈辱を与える。これでイギリスの戦争は終了。すると3ヵ国との戦いが終わった後にスカンディナヴィアが、またも植民地戦争を布告してくる。これまた艦隊でバルト海を封鎖。そして南部連合に遠征軍を派遣する。遠征軍が派遣されている間に今までオール歩兵だった軍に砲兵10個師団。司令部20個師団。それに歩兵30個師団を正規兵で増員。アメリカの戦いは当然、南部連合が勝利。また6つぐらい土地をもらっている。帰ってきた軍で予算をみるとおもいっきしマイナス。このときになって社会主義に対する対処方を見つける。報道を検問報道にするのと直接税を下げるといいらしい。さっそく実施。予算は関税を最大にしてもマイナスだが、賠償金が大量に入ってくる(月6万£)ので問題なかった。今度は戦艦が開発される。さっそく10隻整備。社会主義の勢力は1年ほどすると9パーセントまで下がった。陸軍維持予算の削減と直接税のアップを行ったが、社会主義勢力が15パーセントまで増えてもうた・・・。海軍維持予算はマックスで固定することにした。予算がまだマイナスなので社会保障をなくしてみると、社会主義の支持率はまったく動いてなかった。国民のパラメーターを見てみたが、直接税を0にした方が急進性が下がる。100万£近い予算をかけてあげた社会保障レベルはなんだったのかと、小一時間。ともかく財政は健全化した。
ロシアがまだ10個も土地があったペルシャを併合。ロシアを一覧表で見るとなんと軍事力が360もある。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。我が国のペルシャ鉄資源地帯はまさしく緑(ロシアの国カラー)の上に浮かぶ島になってしまった・・・。ロシア包囲網を外交政策で実施する。具体的にはまずオーストリアと同盟を結び、次に中国と結んだ。中国があっさり応じたのが嬉しい。日本はなぜか同盟を結んでくれなかった。そういえばどこかでマルクス派とか言う名前の党が日本の政権を握っていたメッセージを見たような気がする(汗)。それと旧ライバルのフランスが急速に接近してくる。もはや中流国家に落ちたフランスなので問題なく同盟する。
中国が植民地戦争をロシアに吹っかける。さっそく遠征軍を派遣する。だがなんと派遣したうちの30個師団で編成される4軍のうち1軍は全滅し、2軍は兵力半減になって補充しなければならない事態になった。もちろん中国の敗北。満州とチベット地帯を失っている。ロシア恐ろしあ。だがロシアの被害も決して低いものではなく、軍事パロメータが100ぐらい減って200になっている。まあ、兵士は補充できるからな・・・。だが工業力ではロシア1000に対して我が国3000。これは圧倒的なアドバンテージである。
するとプロイセン・ロシア同盟とオーストリアが開戦!。我がイギリスももちろん参戦する。中国で消耗した軍を70個師団普通正規兵歩兵師団で補充してサンクトペテルブルグを目指す。戦艦20隻の支援を受けながら120個師団がサンクトペテルブルグに上陸。瞬く間に周辺の土地を制圧する。するとオーストリアが4つの土地を手に入れることで講和。まあ、ロシアが小さくなるので問題なし。またもスカンディナヴィアが植民地戦争をしかけてくるが、そもそも艦船がないのにイギリス海外領土のどこを攻撃しようと言うのだろう・・・。ともかくバルト海封鎖。またも勝手に講和を持ち出してくる。ともかく了承。
20世紀に突入。おそろしく長い平和が始まる。ボーア戦争イベントがあったが、問題なく片付ける。ロシアも海外拡張することなく、我が国は工業化を進める。工業ポイントが6000を突破。余った資金でオーストリアの領地で領有宣言(※外交画面で出る黒い点の土地のこと)がされていないところ買ってみる。数十万£と高価だが、BBRが上がらなくて良いかも。またもスカンディナヴィアが植民地戦争を仕掛けてくる。バルト海閉鎖。するとロシア・プロイセンとの平和条約失効後にオーストリアと第二戦目。もちろん参戦。147個師団の陸軍をサンクトペテルブルグに送り届ける。オーストリアが講和する前に、賠償金を要求し、受け入れられる。すぐに遠征軍としてサンクトペテルブルグの部隊をオーストリアに貸し与え、再度占領。オーストリアはロシアから10個以上の土地をもらい講和。スカンディナヴィアと無条件講和。もはや意味不明な国家である。
戦車が開発される。全ての研究開発終了。戦車を作るために電気部品工場と自動車工場、そして戦車工場を作る。
スカンディナヴィアとの平和期間が切れると同時にまたも開戦。もうほっとく。中国がロシアと再戦。もちろん遠征軍を送り込む。今回は北京に1個軍を待機させ、2個軍で領土維持。1個軍でサンクトペテルブルグを制圧し、中国を勝利に導く。するとオーストリアが個別参戦。同盟で我が国も参戦し、サンクトペテルブルグにある軍の指揮権を取り戻し再度首都を占領。賠償金で講和。戦車を大量輸出。輸出額が7000£にもなる。オーストラリアの戦いを観戦。最初は押していたのだが、やはり力の差は歴然でありすぐに敗北が必死となってきた。バルト海に遠征軍を送った途端、南部連合とアメリカ合衆国・フランス開戦。防御が薄かった本土と首都を落とされる。もちろん兵力的には圧倒的なので、オーストラリアに貸し与えてサンクトペテルブルグを制圧するように命じた1軍を残して、3軍でイギリス本土から追い出そうとした時に勝手に南部連合がフランスを講和してしまう。もちろん南部連合の領土が減っている。COMはバカではないのか。あるいはフランスの計算勝ちとでも言うべきか。アメリカはカナダの7割を制圧。すぐにワシントンに上陸し挽回する。なんといっても20隻の戦艦による艦砲射撃の修正はすごい。−400(普通の状態が+100)なのだ。アメリカに冗談で衛星国化を要求すると了承される。う〜ん、別に欲しくないだが。
そのあとはだらだらと時間を潰す。スカンディナヴィアは平和条約が切れるごとに宣戦布告してくる。スカンディナヴィアが2度目の植民地戦争を布告して来たところで1918年になる。そう第一次世界大戦。オーストリアがプロイセン・ロシアに開戦する。我が国はもはや最後のゴールを見ているので、戦争なんてめんどくさいことはしない。こうして1920年で満了になる。(※なお1919年の年越しではなく、1921年の1月で終わり)イギリスが6800ポイント。ロシアが3千数百。オーストリアが2000でした。

・最後に
初めて1920年まで勧めました。20世紀はだらけてしまい、早さもマックスにして飛ばしまくっていました。およそ1週間ぐらいかけてやりましたが、レベルが低いためかどこの国も工業化が遅かったです。おかげで高級服などを作るために服を自給しなければなりませんでした・・・。なんといっても最後はやっぱ白熊は怖いですね。それとイギリスは移民が来る地域が少ないような気がしました。最後のほうでオーストリアから買い叩いたウクライナ地方の土地人口を工員にしたのですが、イギリスに行かずに他国へ行ってしまいました。それでも最終的にはロンドンのPOPは200になりました。


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